ダイエットは食事から!食べる順番と血糖値の関係「果物」「納豆」何から食べる?

 

編集者テツ

編集者テツ
猛烈に空腹状態から、

思いっきり早食いしてしまうと、息がハァハァすることがあります。

また、甘いデザートを食べ過ぎても同じように呼吸が乱れます。

それは血糖値が急激に上昇しているからなのです。

それだけではなく、実は食べる順番においても血糖値の上昇と関係があるのです。

 

食べる順番と血糖値の関係性

ダイエット中の食事のポイントは

血糖値が高くなりすぎないようにすることです。

体のエネルギー源になるものが、

  • 糖質
  • 脂質
  • タンパク質

の3つです。

糖質を摂取すると血糖値が上昇しますが、

脂質とタンパク質は血糖値を上げません。

血糖値が高くなると、それを下げるホルモンのインスリンが分泌されます。

インスリンによって血液中の糖が取り込まれて、

細胞などで使われたり、筋肉や肝臓にグリコーゲンとして蓄えられます。

使われずに余った糖は中性脂肪として脂肪細胞に蓄えられます。

インスリンは糖を中性脂肪に合成する働きがあります。

つまり、血糖値を上げないような食べ方をして、

インスリンが大量に分泌されないようにすることがダイエットのポイントなのです。

食べる順番を工夫するだけで、

同じものを食べたとしても血糖値の急激な上昇が抑制されます。

食事中に果物を食べる際、順番や食べ合わせの注意点

果物は食前に食べるとよいでしょう。

果物は果糖が多く、果糖は血糖値を上昇させません。

また、生の果物には酵素が含まれています。

食前に酵素を摂取することで食べたものの消化を助けてくれるといわれています。

サンマに大根おろしを添えて食べますよね。

これは大根おろしに含まれている酵素が、サンマの消化を助けてくれるからです。

しかし、本当は食事と一緒に果物を食べないことが望ましいです。

果物は非常に消化がよい食べものです。

他のものと一緒に食べてしまうと、

一緒に食べたものが果物害を通過することを妨げて、

果物が胃の中で腐ってしまいます。

36℃程度の室内に食べ物を放置し続けたら腐りますよね。

体内も高温になっています。

腐ったものは体によい影響はありません。

納豆などの植物性タンパク質の正しい食べる順番

納豆などの植物性タンパク質を食べる順番は、

食事の最初または野菜を食べてからです。

納豆はタンパク質が豊富で糖質はあまり含まれていません。

1パック(50g)の糖質量は2~3g程度です。

この量ならあまり問題なく、

食事の最初に糖質を食べないようにすれば、血糖値の上昇を抑えることができます。

納豆はネバネバしていることが特徴ですが、

このネバネバは糖の吸収を抑えて血糖値の上昇を穏やかにしてくれます。

よくかき混ぜて食べるとよいでしょう。

また、植物性タンパク質は食物繊維を含んでいる食品が多く、

食物繊維も血糖値の上昇を穏やかにしてくれます。

爆発の日について

爆発の日とは炭水化物を多く食べる日のことです。

ダイエットをしていると糖質を控えて、

タンパク質や脂質が中心の食事になると思います。

しかし、糖質を制限しすぎると脂質を燃やしにくい体になるといわれています。

そこで、糖質をたくさん摂取する日を作って

脂質が燃えやすい状態にしようということが、爆発の日の目的です。

爆発の日は3週間に1回ていどの間隔で取り入れます。

体重が順調に減っているようなら取り入れなくてもよいです。

爆発の日の摂取カロリーは体重×45kcalです。

食べる順番は気にしません。

爆発の日の翌日は一切炭水化物を摂らないようにします。

 まずは落ち着いて食べる順番を決めよう

食べる順番に気をつけるだけで、同じものを食べたとしても太りやすさが違います。

それは、食べる順番に気をつけることで、

脂肪合成をするインスリンの分泌が抑えられるからです。

食べる順番を変えるだけの簡単なダイエット方法です。