小さめの食器を使うことで日々の食事の量を減らし、摂取カロリーを少なくします.
それだけでは満足しにくいかもしれませんが、噛む回数を増やすことで満腹中枢が刺激され、少量でも満足することができます。
体重を減らすだけでなく、顔の筋肉を刺激して小顔になる効果もあります。
食器を小さくするダイエット!効果的な方法とは
食器を小さくするダイエットは、食べることが好きで、どうしても食べ過ぎてしまうタイプの人におすすめできます。
早食いでよく噛まない人は食べ過ぎになりやすいため、少量の食事で満足するにはよく噛むことが必要になります。
満腹感をしっかり感じることで、カロリー量の多い食後のデザートなども減らす効果があります。無理な運動が必要でないため、途中でやめてしまうことが多い人でも続けやすいダイエットです。
食べる量を減らしても満足感を得るには
食器を小さくすることで当然食べる量も減りますが、今度は物足りなさがやってきます。そんな時は、
食器にこだわるのも良いでしょう。
食べることだけに楽しみを感じるのではなく、お気に入りの器やグラスで、視界から入ってくる情報から食事の時間を楽しむことが、少量の食事でも脳に満足感を与えるきっかけになりえます。
そして食べる量を減らしても満足を得られるようにするためには、噛む回数を増やすことが必要です。
見た目で脳を騙す
人間は視覚に頼ることが多く、食器に対して料理がどれくらい入っているかを見るだけで満足感に変化が出ます。
小さな食器にぎっしり料理を盛ると、当然大きな食器に同じように入れるよりも内容量は減ります。
しかし見た目にはたっぷり入っているように見えるので、どちらも同じくらいの量を食べられるような気がします。
要するに”ごまかし”なのですが、
脳を騙す”ごまかし”を続けていると自然と食事の量が減っていきます。
プレート等でひと工夫
普段大きめの皿に数種類を盛っているのなら、それぞれの品をそれぞれ小鉢に入れるようにするのも効果的でしょう。
仕切りがないと、どうしても思った以上に乗せてしまいやすいです。もちろん、鍋から直接食べるのは食べ過ぎの原因です。
片付けが面倒なら、小さな仕切りがたくさん入っているプレートを使うといいでしょう。
実際は食べる量が減ってしまいますから、どれだけ視覚的に騙してもお腹は満足しないかもしれません。
それを抑えるために必要なのが、時間をかけてよく噛んで食べることです。
噛む回数を増やすことはメリットづくし
噛む回数を増やすことで唾液の分泌が促進されて消化が早くなり、血糖値が上昇します。脳が血糖値の上昇を感じると満腹中枢が刺激されて
「身体にエネルギーが入ってきた!」と思い、満腹感を得ることができます。
よく噛むことは食べる量を減らして減量を成功させる効果があるだけでなく、胃腸の働きを活発にさせたり、普段あまり使わない顎の筋肉を引き締めて小顔になるという美容効果もあります。
また、脳の中で記憶をつかさどる海馬の血流改善や、脳全体への刺激にも繋がるので、記憶力アップも期待できます。
よく噛む食事方法をするとどうしても時間はかかりますが、だらだらと長時間かけることがダイエットに繋がるわけではありません。
ただ時間を伸ばしているだけの食事は、逆に太る原因になりかねません。もちろん上述したように食事の量そのものを減らすようにすれば、普段の食事で何時間もかかるということはあまりないでしょう。
一口を少量にして30回以上噛むという時間のかかる咀嚼を行ったとしても、かかる時間は30分程度で済むはずです。
少しづつ小食に慣れていこう
なかなか今までの食事量を減らすというのは難しいことかもしれませんが、噛む量を増やすことで小食の身体を作りやすくなります。
一度癖をつけると胃が小さくなるので、たくさん食べなくても気にならない、痩せやすい習慣を身に着けることができます。
運動に励むのももちろん大切ですが、日々の食事を改善しておくことで痩せた体をキープすることが楽になります。
ドカ食いがなくなって少量で満足できれば、これ以上のダイエット効果はないでしょう。
大切なのは毎日続けていくことで、いきなり減らすのは辛いというなら、時間をかけて少しずつ少量にしていけばいいのです。
ある日だけ食事を抜いたり、休日だけ食べ過ぎたりするとリバウンドしやすくなります。まずは自分で出来る範囲から始めることが重要です。
食事は楽しむものです。
少量であっても、よくかみしめ味わい、見た目でも楽しんで下さい、会話も大事ですよね♪
ゆとりのある食生活を心がけていってください。