ザクザクして甘~い♪
お菓子みたいな朝食シリアルは、外国人にとっては当たり前の食事です。
私たち日本人にとってはどうでしょうか?
シリアルで健康的に痩せられるなら、願ったり叶ったりですね。
シリアルは太るのか?検証結果
まずシリアルとは、トウモロコシや麦などの穀物を加工した保存食品です。
西洋では朝食にシリアル、牛乳、ヨーグルトといったメニューが長年愛されています。
オートミールやコーンフレークも同じくシリアルの1種です。
シリアルのカロリーと糖質
100gあたり380㎉です。
糖質は60g程度です。
日本人の主食となる米と比べると、若干カロリーも糖質も高くあります。
食物繊維を10gほど含有しているので、消化には良いでしょう。
タンパク質もカリウムの量も、米よりも豊富に含まれているため、栄養はしっかり摂れる食材です。
ちなみにシリアル100gという量は
深めのボウル1杯くらいです。
フルグラは太る可能性が高い
「フルグラ」はカルビー株式会社が販売するフルーツ入りグラノーラの商品名になります。
フルグラの栄養を確認すると、
100gのカロリーは440㎉で、糖質は63.2gです。
カルビーでは1食を50gと表記していますが、普通に満足できる量を考えれば、
1食100g程度が一般的です。
仮に朝食でフルグラのみをボリボリ食べるのなら、そこまで高カロリーな朝ごはんではありません。
しかし多くの方は「牛乳」や「ヨーグルト」とミックスして食べるのではないでしょうか?
牛乳は200gあたり134㎉ほどで、糖質(乳糖)が9.6gにもなります。
シリアル1杯につき200gの牛乳を使うと仮定した場合、1食の総カロリーは574㎉になります。
また牛乳には、乳糖と言われる動物の乳に含まれる糖質がわずかに含まれるので、
フルグラで痩せようと思ったら、カロリーよりも糖質の摂りすぎで太る可能性が高いでしょう。
低糖質なシリアルは…ない
~オートミールは高タンパクだから痩せる~
~オールブランなら低糖質だからダイエットに良い~
と書かれている情報誌やサイトがありますが、炭水化物の塊であるシリアルに低糖質なものは存在しません。
しいて挙げるなら、「糖質25%・50%オフ」といった商品を選ぶことも出来ますが、
そこまでするなら、主食はパンや米にした方が効率のよいダイエットになるでしょう。
砂糖不使用(無糖)のコーンフレークスも探せばありますが、それでも穀物には変わりありません。
この世に低糖質な米が存在しないのと同じです。
糖質制限中にオールブランは食べてもいい?
シリアルの中でも、
- コーンフレークは、高GI(血糖値が上がりやすく太りやすい)
- オールブランは、低GI(血糖値が上がりにくく太りにくい)
カロリーや糖質の量は大差なくても、ブランを使ったシリアルはダイエットに向いていると言われています。
少量(1日30g~50g)であれば食べても大丈夫でしょう。
ただ気をつける点は、
かける牛乳は少しだけにしましょう。
出来れば、ヨーグルトの方がおすすめです。
食物繊維豊富なオールブランに加え、ヨーグルトの乳酸菌で整腸効果がさらに期待できます。
まとめ
わたしなら、ダイエット中にシリアルは主食として食べることはありません。
シリアルの栄養素は高いので、否定的なイメージを抱くのは間違っていますが、
糖分の高い食べ物なので、おやつとして食べるくらいが日本人にとってはちょうど良いでしょう。