ダイエット中のチートデイとは?やり方・頻度(間隔)・効果を正しく知ろう

ダイエットを初めたころ、初期はどんどん体は痩せていき『痩せるって案外簡単♪』というふうに感じることもありますが、なかなかその次のステップ!目標体重に届かずに挫折してしまうこともあるのが現実です。

プロのアスリートやスポーツ選手も取り入れている方法が【チートデイ】と呼ばれる停滞期を超える方法です!

ダイエット中のチートデイとは

ダイエット中のチートデイ、チートとは日本語でだます、という意味で、そのとおり、だます日ということになります。

食事制限などダイエットをしていると、何をしても体重が落ちなくなることがあります。

いわゆる停滞期と言われるつらい時期です。そんな停滞期を突破するために効果的なのがチートデイなのです。

チートデイのやり方

チートデイはダイエット中の停滞期を抜け出すために、効果があると言われています。

ダイエット中は食事制限を伴うことが多いですが、カロリー制限、糖質制限などを行っていると、最初は体重が順調に減っていくのですが、ある時から体重が一向に減ってくれない時期がやってきます。

それが【停滞期】です。

低カロリー、低糖質に体が慣れてしまい、それで体を維持しようと働くことで、燃費のよい状態になってしまうのです。

ダイエットにとって燃費のよい体というのは困ります。

少ししか食べていないのに、体がそれに慣れてしまうことで、体重減少がストップしてしまうのです。

そこで行うのがチートデイです。

食事制限をして、摂取を抑えていたカロリーや糖質を、好きなだけ食べるという日です。

普段控えていた炭水化物や、甘いものなどを好きなだけ食べてもOKな一日です。

頻度(間隔)

ダイエットで停滞期が訪れた時にチートデイをします。

太っている方こそ、はじめは順調に体重を落とすことが出来ますが、身体のエネルギー代謝がダイエット中の低い摂取カロリーに合わせて慣れていき、日に日に減量が困難になってきます。

理想は最初の1回だけ!

『これまでの食事と運動方法では体重の変化がほとんど変わらない!』そんな状況になった時に最初の1回目のチートデイを行います。

この1回目のチートデイを成功させれば、翌日はもちろん体重は増加していますが、数日後には痩せていき目標体重に近づいているはずです。

アスリートのようにストイックな減量を望んでいる方は、10日おきに2回、3回と繰り返して、身体を絞り込んでいくと効果的でしょう。

体を騙す!チートデイの効果

食事制限をしていると、カロリーや糖質が減ることで、体は危機感をもち、それに対応できるようにと、燃費のよい状態になります。

それにより、代謝が落ちて、体重減少がストップして停滞期となります。それまで、順調に減っていた体重が、少しも落ちなくなってしまう停滞期は、ダイエットをしていれば誰にでも訪れるつらい時期です。

チートデイは、それまで控えていた炭水化物や糖質を一気に大量に摂り、高カロリーのものを食べることで、体を目覚めさせる効果があります。

たくさん食べることでもちろん体重は増えますが、一時的なものなので、心配はいりません。

少ないカロリー、糖質で維持しようとしていた体が、高カロリー、高糖質なものが入ってくることにより、

『栄養をどんどん消費してもよいのだ』と1日で体を騙し、燃焼効果を高める方へとシフトするのです。

これにより、代謝が上がり、どんどん燃えやすい状態に変ります。

危機感を持っていた体は、十分な栄養が入ってきたことにより、代謝を上げ、痩せやすい状態へと変わっていくのです。

ダイエットをしていて、つらい停滞期をどう乗り切るかが大切なポイントです。

頑張って食事制限をしていても体重が減らなくなってしまうと、モチベーションも下がり、そこでやめてしまいそうになりますが、このチートデイを使うことで、効果的に停滞期を脱することが可能となります。

 注意点とコツ

食事制限を頑張っていても、食べたいものを我慢しないといけないというのはつらいことです。そんな時のチートデイというのは夢のような一日です。

  • ずっと我慢していたごはんやパンやパスタも食べられます。
  • ピザやフライドチキン、ポテトなども大丈夫です。
  • ケーキやアイスクリームなども気にせず食べてもいいのです。
  • 罪悪感にあおられて、中途半端な食べ方はNG、とにかく満腹にします。
  • いつも我慢していたものを好きなだけ食べる1日にしましょう。
  • ただ、気をつけたいのがチートデイは1日だけにすることです。

チートデイを2日以上行ってしまうと、確実に体重が増えるだけでなく、ダイエットを継続するのも難しくなってしまいます。

そしてチートデイは、しょっちゅう行うのではなく、時々訪れる停滞期の時の切り札として行うのがポイントです。※理想は1回だけ※

また、チートデイの後は、たくさん食べることで当然体重も増えますので、一時的とはいえど、ショックを受け、それがダイエットのモチベーションを下げてしまうような人には向いていないかもしれませんので、注意が必要です。

翌日の空腹感ときたら、それはとてつもなく辛いです!いい思いをする、した前後にはそれ相応のガマンする力も求められてくるのがチートデイ。このことを忘れないようにしましょう。

 翌日の空腹感に耐えることが大変

つらいダイエット中の停滞期を抜け出すのに効果的なチートデイです。

燃費のよいエコモードになった自分の体に、たくさんのカロリー、糖質を入れることで、どんどん燃焼する体へと変化させることができます。

いつも我慢をしている好きなものをたくさん食べて脳をだます日【チートデイ】は、停滞期に入り、これまでのつらい日々を乗り越えた一時的なごほうびデーともいえます。

思いっきりおいしいものを食べる一日にしましょう。

ただし、沢山食べ多分膨らんだ胃のサイズに比例しするかのように、次の日の空腹感は辛いものがあることは覚えておきましょう。

チートデイがきっかけで、ダイエット失敗!なんて事態にならないように、『チートデイは安易な気持ちで行ってはいけない』と、肝に銘じておきましょう。

そして、そんなチートデイは一日限定というのを忘れないように、そして、次はまたつらい停滞期が訪れた時ですが、ダイエットが順調に進んでいるのなら停滞期も何度もくるわけではないので、チートデイを行う日は限られています。

チートデイを上手に取り入れて、ダイエットを楽しみましょう。