皆さんはお味噌汁、1週間の内どのくらい飲んでいますか?
《白いご飯とだしの効いたお味噌汁。》
日本人にとってありがたい食事ですね。
海外旅行に行くと、真っ先に恋しくなる日本の味ではないでしょうか♪
そんなお味噌汁にダイエット効果があることはご存知でしたか?
もくじ
味噌汁ダイエットで痩せるために
味噌汁ダイエットは、
「スポーツとか体を動かすのは苦手」「食事をするのも楽しみたい」など、少しずつ改善したい方や健康的に無理なく痩せていきたい方のとっかかりとしてオススメできるダイエット方法です。
便秘に悩んでいる方にも効果があります。
味噌汁ダイエットの方法
味噌汁ダイエットは、ただ味噌汁を飲めばいいというものではありません。具材に少し気をつけ、飲み方に気をつければ効果が期待できるというものです。
しかしその方法は簡単。「朝食を味噌汁だけにする」たったこれだけなのです。昼食と夕食は普段と変わらずで大丈夫です。味噌汁だけだとお腹すいちゃうかな・・・という人は、具沢山の味噌汁にしてもOKです。
よく味わってゆっくり食事することで、満腹感も得られます。
味噌汁の具材は、効果がより得られるものをご紹介します。
味噌がもたらす効果
味噌の原料である大豆には、体に溜まった脂肪を燃やすアミノ酸の仲間やビタミンB群、ビタミンEが多く含まれています。
また、味噌には大豆サポニンという腸の働きを良くして余分な栄養の吸収を抑え、脂肪を分解して体に溜めにくくする働きもあるんです。
さらに暖かい飲み物は代謝を上げ、たくさん含まれる食物繊維のおかげで便秘も解消できます。
これらをより確実に取り入れるためには、中に入る具の存在が大きいですよね。どんな具材がいいのかは、昔からたくさんの知恵があります。
おすすめの具材6種
- 豆腐
- ワカメ
- キャベツ
- きのこ
- しじみ
- ほうれん草
まずは脂肪を溜めにくく、糖質の吸収を抑える豆腐。毎日取り入れても飽きがこないので便利です。
ワカメはカロリーの少ないカサ増し食材です。海藻類は食物繊維も豊富なので便秘に効果アリ。
同じようにカサ増し&食物繊維の多い食材はキャベツです。朝たくさん食べられない時もキャベツが入っていると満腹感がアップされます。
きのこ類はビタミンB群、ビタミンDが豊富なので、脂肪を燃焼しやすくカルシウムの吸収を助けてくれます。
しじみは二日酔いにいいと言われていますが、体に溜まった脂肪を燃焼する効果もあります。
ほうれん草に含まれるカリウムは余計な塩分を排出でき、彩りも豊かになりますよね。
味噌汁の定番の具材ばかりですが、効果が得られるものはこんなにたくさんあります。毎日違う具材を使えば飽きずに続けられますよね。
味噌の選び方
味噌の種類も赤味噌や白味噌、合わせ味噌とありますが、どれを使えばいいのでしょうか。
答えは簡単、どれでもいいのです。
どちらも大豆から作られていることに変わりはないのですが、赤味噌は老化防止や免疫力を高める効果があります。さらにメラノイジンという成分が胃腸のバランスを整えてくれます。
白味噌は麹の量が赤味噌の二倍含まれているので、空腹感を抑え、血圧を下げる効果が期待できます。
どちらもそれぞれ体にいい効果を持っているので、ダイエットにはピッタリです。
しかし朝時間がなく、味噌汁を作るのが面倒だからといって、インスタントの味噌汁をだけを飲むのはNGです。
塩分が多く含まれていて、生の野菜が取れないので効果は半減してしまいます。オススメなのはお夕飯の時に作った味噌汁に、新しく具材を入れて飲むことです。
一杯分なので残りで十分という方にはオススメできますね。
インスタント味噌汁とだし入りみそ
先ほど【インスタント味噌汁だけを飲むのはNG】と上述しましたが、だし入り味噌とインスタント味噌汁はほとんど同じものです。
味噌汁を作ると言っても、
だし入り味噌に適当な具材を加えれば、インスタント味噌汁と変わりません。
逆を言えば、料理をする時間が無ければインスタント味噌汁ではなく、だし入り味噌を使えば、ほとんど手間をかける必要はなくなるということです。
だし入り味噌から作る簡単味噌汁レシピ
- お好きな具材(2種類以上)を一口サイズに切り、水から茹でていきます
- 具材に熱が通ったら、だし入り味噌を少しずつ加えてきます
- 何度が味を確認して薄味にとどめれば完成です。
どうでしょう、チマチマ1食づつインスタント味噌汁を作るよりも、一回で何食分も作り置きできるので効率が良いです♪
だし入り味噌はマヨネーズやケチャップのように、使いやすいチューブタイプの物までスーパーで売られています。
インスタント味噌汁を飲むくらいなら、具材を入れるか入れないかの手間の違いだけで済むので、だし入り味噌が便利です。
だしをとる所から味噌汁を作るのが面倒な人は、だし入り味噌で簡単に味噌汁ダイエットを始めてみましょう♪
※味付けのコツ※
薄味が好かない人は塩分(だし入り味噌)を加えるのではなく、鰹節やシイタケなどのだしが出る食材を始めから具材として投入しておきましょう。だしをとった後の食材の回収が面倒ならそのまま食してしまっても構いません。
和食の優しい味にダイエット効果がある
いかがだったでしょうか?昔から飲まれている味噌汁にダイエット効果があるのは嬉しいことですよね。飲み方の工夫さえできれば簡単に続けられそうなのも魅力の一つです。
慣れてきたら季節の野菜を入れるのもいいですよね。夏はナス、冬はかぼちゃ、ゴロゴロ野菜の味噌汁はメインおかずにもなるので、夕食なんかでも役に立ちます。
また、苦手な食材のある方でも、スープとして飲めれば味がまろやかになるので意外とすんなり口に入る、なんてこともあります。ぜひチャレンジしてみてください。
普段朝はパン食の方も、最近お米より麺が多いな、という方も、少し和食の優しい味わいに還ってみて、体にいい健康的なダイエットをしてみてはいかがでしょうか?
↓関連記事↓