うどんは、日本では昔から米の代用食として庶民の間では身近な食材でした。
うどんの原料となる小麦は、水源の確保できない農家でも作ることが出来たため、
お米を確保できない層では、よく食べられていました。
それでも昔は肥満が少なかったのは、言うまでもありません。
もくじ
冷凍うどんダイエットとは
うどんのカロリー&糖質を白米と比較すると、
うどん(ゆで) | 100gあたりの栄養 |
カロリー | 105㎉ |
糖質 | 21g |
ご飯 | |
カロリー | 168㎉ |
糖質 | 37g |
このデータからしても、
米を主食として食べるよりも、うどんの方が明らかにダイエットには向いている食材だということが分かります。
毎日2食以上は「白米」を食べている人は、その1食をうどんに変えるだけで、カロリーと糖質の摂取量を下げることが出来ます。
冷凍うどんのメリットは、通常の(ゆで麺)と比べて保存が効くのでストックしやすい点。
また種類も豊富なので、讃岐麺などのコシの強い種類のうどんを選ぶことが出来ます。
ダイエットでは噛む回数が大事です。
そこでうどんを選ぶときも、出来るだけ噛み応えのあるタイプのうどんを選ぶようにしましょう。
ゆで麺の消費期限は、平均的に3~4日くらいなので、頻繁に買い物に行けない方にとって、冷凍うどんは強い味方です。
冷凍うどんの太りにくい食べ方
基本的に冷凍うどんは(温)で食べるようにします。
なぜなら、冷凍の状態から自然解凍または流水で解凍した場合、
凍ったうどんは時間をかけて溶けていくので、食べる頃にはフニャフニャうどんになってしまいます。
それだけではなく、ダイエットを意識するなら体は極力冷やさないに限ります。
代謝を上げるためにも、冷凍うどんは温かくして頂きましょう。
夏場など、どうして冷で食したいときは、あらかじめ茹で済みのうどんを使うことをお勧めします。
食べる量ですが、常識範囲に抑えても1食1玉(約180g)に程度にしましょう。
あくまで、「ご飯よりかは低カロリーなだけ」
ということを忘れないようにしましょう。
おすすめのトッピング
うどんと言えば、かき揚げに油揚げ、付け合わせにいなり寿司を連想してしまうかと思いますが。
はっきり言ってこれらのトッピングは贅沢な食事であり、うどん屋が工夫して出したアイディアです。
ダイエッターなら、一般的なうどんの姿(常識)を一旦忘れましょう。
太りにくくて健康にも良いおすすめのトッピングは、
- 卵
- 肉類
- きのこ類
- 野菜(葉の物)
- 豆腐
- 練り物(ハンペン、チクワ、カマボコ)
揚げ物は、摂取カロリーをいっきに上げてしまうので控えるようにしましょう。
冷凍うどんダイエット体験談
昔からうどん大好きな私!
ダイエットというか、子供の頃から人よりうどんを食べる機会が多かったです。
今でも週に4回以上は冷凍うどん(時々外食)を食べていますが、体系は普通か少し痩せ気味(自己評価)だと思いますよ。
なので私の主観になりますが、うどんは太る食物ではありません。
ただ、うどんの消費率ナンバーワンの香川県ですが、糖尿病患者数もナンバーワンだそうで・・
食べすぎは控えようと思います。
小麦粉だもん!うどんはダイエットには不向き
冷凍うどんが楽チンということもあって、
夕食をうどんに置き換えてみたところ。
1週間で体重は変化なかったのですが、体脂肪が増加してしまいました。
いま世界中でグルテンフリーダイエットが流行っているのに、小麦製品のうどんはやっぱりダイエットには不向きなのかな。
うどんが太る理由
「うどんは炭水化物だし、小麦粉だし、太るに決まっているでしょ?」
巷では、このような意見も沢山飛び交っていますね。
うどんを毎日食べても痩せている人、少しでも食べたら太る人、違いはどこにあるのでしょうか?
うどんが太る理由について解説していきたいと思います。
はなまるうどん等のチェーン店で外食するから
始めに答えを言ってしまうと、うどんダイエットが成立するのは自炊に限ります。
はなまるうどんや、丸亀製麺などの外食うどん屋さんって、、とっても美味しいですよね?
あれだけ美味しいものに、糖質や脂質の量が少ないとは思えません。
それから、自炊した場合うどん1玉200g前後の量で済みますが、
外食すると、うどんの量は1食あたり250g以上の店がほとんどです。
また、文中でも上述したように、
かき揚げや油揚げなどのトッピングは避けたいところですが、外食ではついつい+αでうどんの上にのせてしまいがちです。
私はいつも、おいなりさんを追加注文してしまう癖があります…
ラーメンやファストフード店が多く立ち並ぶ現代、その中ではヘルシーなイメージのうどん屋さんですが。
外食よりも自炊の方が、圧倒的に低カロリー&低糖質に抑えらることを忘れないようにしたいですね。
吸収が早く消化に良いため食べすぎてしまう
自炊に限定して、尚且つ油も使わず、トッピングもヘルシーを極めたとします。
それでも太ってしまう理由があるとすれば、それは単なる食べすぎです。
小麦粉が主成分のうどんは、
ご飯よりもエネルギーに変換されるスピードが速く、腹持ちが悪く感じてしまいます。
そのため間食に手をつけてしまう可能性を高めてしまい、ダイエットは失敗に終わるケースも珍しくありません。
それを回避するためには、うどんだけ食べるのではなく、腹持ちのよい肉類や卵なども一緒に食べると良いでしょう。
ダイエットに最適なのは「うどん・そば」どっち?
最後に気になる点を申し上げます。
「うどんとそば」この代表的2つの麺!
一体どちらがダイエットには最適なのでしょうか?
100gあたりのカロリーと糖質の量は、若干うどんの方が低いです。
↓蕎麦とダイエットの関係についてはコチラ↓
タンパク質や脂質なども、そこまで大差はありませんが、
1点「GI値」と呼ばれる血糖値の上昇の速さに関しては蕎麦の方が優秀です。
血糖値の急速な上昇は肥満の原因に繋がります。
それぞれのGI値は
- うどん…80
- ごはん…84
- そば…54
このような数値になっています。
うどんと蕎麦の大きな違いは、血糖値が上昇するスピードにあります。
- カロリーの量で決めるなら「うどん」
- 血糖値を緩やかに上昇させるなら「そば」
判定は難しいです、どちらを選んだからと言って劇的に結果が左右することはないと思います。
私なら、好きな方を頻繁に食べるか、2つをバランスよく食べるようにします。
まとめ
ご家庭で調理する冷凍うどんは、トッピングする食材や総摂取量に気をつければ、ダイエットに活用できます。
気をつける点は、外食と自炊のうどんは似ているようでカロリー&糖質の量は違うことです。
そして腹持ちを高めるために、肉類などのタンパク質も積極的にとり、温かいうどんをスープと一緒に食べるようにしましょう。