そして、女性なら誰もが気になるところが、
「元の体系に戻れるか心配」ですね。
今回は母乳×ダイエットについて、お話したいと思います。
母乳(授乳)ダイエットとは?
母乳ダイエットとは、
赤ちゃんに母乳をあげる時期、ママの体が母乳を作り出すために、
消費カロリーが増えるために、この期に効果的にダイエットをしよう、というものです。
妊娠中に増えた体重も、この時期に戻すことができるかも・・です。
この授乳中に消費するカロリーは、母乳の分泌量にもよるのですが、
300〜600カロリーほどのようですので、
かなりのカロリー消費を毎日していることになり、ダイエットとなる、ということなんですね。
痩せるまでの期間
10ヶ月かかって赤ちゃんの健康を守り、育んできたママの体。
一気に落とそうとするのは、ママの体にとっても負担になりますし、
まずは赤ちゃんの栄養のための母乳ことを考えるべきですので、
- ダイエットしたい!
- 妊娠前の体型に早く戻りたい!
という気持ちはよくよく分かりますが、
【産後10ヶ月後】を目処にするのがオススメです。
赤ちゃんの方も、10ヶ月くらいになると、だいぶ離乳食も進んでくるため、
母乳をあげる回数、量とも減ってはきますが、
今度はハイハイが始まったり、つかまり立ちをし始めたり、早い子だとヨチヨチ歩きも始まり、
お散歩やら児童館やらのお出かけの誘いなんかもくる頃になりますので、
この頃になると、授乳だけではなく、普通に動くことでもママの体が締まってきます。
痩せやすい時期
母乳ダイエットで痩せやすい時期はなんといっても、
赤ちゃんがたくさん母乳の量を必要としてくる4ヶ月頃からといわれています。
確かに、新生児なんかだと、回数は多くても、一回に飲める量が限られていて、
ちょこちょことしか飲めないですもんね。
赤ちゃんがおっぱい飲みながら寝てしまって、足をくすぐって起こして飲ませたりした経験あるのではないでしょうか。
4ヶ月頃からはじまり、離乳食スタートの6ヶ月頃まで、
ここまでの期間が、もっとも母乳ダイエットに効果的な期間といえます。
離乳食がはじまってくると、
得意な子は、どんどん進んでいき、
「もうおっぱいいらなーい」
みたいになって自然に卒乳する子もいるので、
離乳食スタートまでが、ママの痩せやすい期間ですね。
母乳ダイエット中の食事と注意点
言うまでもないことですが、
母乳栄養によって赤ちゃんの健康が保たれている時期ですから、
ダイエットしたいからといって、絶食などの極端な食事制限は絶対NGです。
また、逆に食べ過ぎるのも考えもの。
ママのダイエットのためだけではなく、食べ過ぎれば、おのずと、
脂肪分や糖分など、母乳の質が悪くなり、乳腺炎などを起こしてしまい、
赤ちゃんが必要な栄養を取ることができなくなってしまうことにつながってしまいます。
和食中心で、意識的に水分をとるようにするのが好ましいです。
温かい汁物を食事につけるようにすると、水分もとれますし、食べ過ぎも防止できておすすめですよ。
成功しないのはナゼ?痩せない人の特徴
成功しない、授乳中なのに太ってしまった、というママに共通するのが、
「赤ちゃんの母乳のため」
と、良かれと思ってあれこれと食べすぎたり、
早食いしてしまって3食の食事だけで満足感が得られず、
赤ちゃんの寝てる間にダラダラと食べてしまう、という習慣です。
いくら代謝が良くなる授乳期でも、めいっぱい食べていては痩せられません。
赤ちゃんのお世話に追われ、上の子もいると、
「食べられるときに食べなくては!」
となるのは分かるのですが、
三食の食事をきちんと食べ、間食も食べてOKなものをあらかじめ用意するなどして、
スナック菓子や甘いケーキなど、
手軽に食べられるものを手当たり次第食べてしまわないように
- 買わない
- ストックしない
など工夫して、自らを健康的な食生活に導くようにしましょう。
産後太りを解消する1番のコツはタイミング
産後太りから脱出するタイミングは、赤ちゃんが離乳食に切り替わる直前です。
あまりにも早い段階でダイエットを意識した食事をしてしまえば、赤ちゃんに十分な栄養が届きません。
逆に離乳食に切り替わっても、これまでと同じ食事内容では痩せません。
なので、切り替えのタイミングをしっかり察知して、自然な形で産後太りとお別れしましょう。